最新OSへiPhoneのアップデート出来ない理由と解決方法とは？
iPhoneがアップデート出来ないと、不便さはもちろんセキュリティ上のリスクもでてきます。
この記事では、アップデート出来ない時の基本的な6つの要因と対策をチェックします。
さらにアップデートを妨げる問題と対処法について詳しく紹介します。
OSのアップデートで自身のiPhoneの問題を診断し、適切な解決策を見つけることができれば、iPhoneをいつも最新の状態に保つことができます。
iPhoneがアップデート出来ない6つの要因
iPhoneのアップデートは、iPhoneの性能を最大限に引き出すために不可欠なプロセスです。
しかし、アップデートに問題が生じることがあります。
その原因は様々で、インターネット接続の問題から、ストレージスペースの不足、またはソフトウェアの問題まで多岐に渡ります。
この記事では、iPhoneがアップデート出来ない最も一般的な6つの要因を詳しく解説します。
iPhoneがアップデート出来ない原因を理解することは、デバイスを最新の状態に保つために重要なステップとなります。
1.最新iOSに対応してないのでは？
愛用しているiPhoneが、最新のiOSにアップデート出来ないとき、「iPhoneが最新のiOSに対応していない」可能性があります。
Apple社は一定の期間ごとに新しいiOSをリリースしますが、古いモデルのiPhoneについては、その性能が最新のiOSをサポートできないと判断されると一方的にブロックされアップデート出来ないのです。
例えば、iOS 13はiPhone 6S以降のモデルに対応していますが、iPhone 6やそれ以前のモデルを使用しているユーザーはアップデート出来ないのです。
この問題を解決する唯一の方法は、最新のiOSに対応した新しいiPhoneを購入することです。
しかし必ずしも最新のiOSを使用する必要はありません。古いiOSでも一定の機能とセキュリティは保証されています。
そのため無理に最新のiOSを追いかける必要はないと言えます。
ただし、新しいアプリや機能を使用するため、またはセキュリティを最大限に確保するためには、最新のiOSにアップデートすることをお勧めします。
アップデート出来ない場合は、その原因を確認し、適切な対策をとることが重要です。
2024年1月現在、最新OSに対応しているiPhone一覧
| モデル | 対応OS | 発売日 |
| iPhone 14 Pro Max | iOS 17 | 2023年9月16日 |
| iPhone 14 Pro | 2023年9月16日 | |
| iPhone 14 | 2023年9月16日 | |
| iPhone 14 Max | 2023年9月16日 | |
| iPhone 13 Pro Max | 2022年9月23日 | |
| iPhone 13 Pro | 2022年9月23日 | |
| iPhone 13 | iOS 17 | 2022年9月23日 |
| iPhone 13 mini | iOS 17 | 2022年9月23日 |
| iPhone 12 Pro Max | iOS 17 | 2020年11月13日 |
| iPhone 12 Pro | iOS 17 | 2020年11月13日 |
| iPhone 12 | iOS 17 | 2020年11月13日 |
| iPhone 12 mini | iOS 17 | 2020年11月13日 |
| iPhone SE (第3世代) | iOS 17 | 2022年3月8日 |
| iPhone 11 Pro Max | iOS 17 | 2019年9月20日 |
| iPhone 11 Pro | iOS 17 | 2019年9月20日 |
| iPhone 11 | iOS 17 | 2019年9月20日 |
| iPhone XR | iOS 17 | 2018年10月26日 |
| iPhone XS Max | iOS 17 | 2018年9月21日 |
| iPhone XS | iOS 17 | 2018年9月21日 |
| iPhone X | iOS 17 | 2017年11月3日 |
2024年1月現在、最新OSに対応しているiPad覧
| モデル | 対応OS | 発売日 |
| iPad Pro 12.9インチ (第6世代) | iPadOS 17 | 2022年10月26日 |
| iPad Pro 11インチ (第4世代) | iPadOS 17 | 2022年10月26日 |
| iPad Air (第5世代) | iPadOS 17 | 2022年3月8日 |
| iPad (第10世代) | iPadOS 17 | 2022年10月26日 |
| iPad mini (第6世代) | iPadOS 17 | 2021年9月24日 |
2.容量足りてますか？
iPhoneの容量不足がアップデート出来ない原因になることもあります。
ひとつ考えられるのがiPhoneのストレージ容量不足です。
新しいiOSをインストールするためには、そのアップデートデータを一時的にストレージに保存するスペースが必要となります。
これには通常、数GBの空き容量が必要で、特に大型のアップデートの場合には、さらに多くのスペースが必要となることがあります。
いくらアップデートを試みても、十分なストレージ容量がなければ、うまく行かないことが多いのです。
既存のアプリや写真、ビデオなどを一時的に削除するか、iCloudにバックアップすることで容量を確保すると良いでしょう。
また設定からストレージの使用状況を確認し、不要なデータを削除することも効果的です。
3.安定したWi-Fiに繋がってますか？
Wi-Fi環境が不安定でアップデート出来ない場合が良くあります。
携帯のデータ通信を使ってアップデートを試みることがありますが、成功率を大幅に下げる要因となります。
アップデート出来ないまま、中断される可能性があります。
またWi-Fiに多数のデバイスが同時に接続している場合も、アップデート出来ない可能性が高まります。
まずはiPhoneがWi-Fiに正常に接続されていることを確認しましょう。
また接続先のWi-Fiが安定した通信が可能なものであることも重要です。
これらを確認することで、アップデート出来ない失敗を防ぐことができます。
4.充電が足りていないとアップデート出来ない
iPhoneのアップデートは、デバイスの性能を最大限に引き出すための重要な手段です。
しかしその過程に大量の電力が必要のようです。
充電が足りていない場合は、アップデートを開始する前に警告メッセージが表示されます。
アップデート中に電力が不足し、突然シャットダウンすると、データが破損したり、アップデート出来ないまま、再度行う必要が出るので注意が必要です。
十分に充電してからアップデートすることをおすすめします。
Appleの公式によるとiPhoneの充電量が50%以上であることを確認することが推奨されます。
また可能な限り電源に接続した状態でアップデートを行うと、電力が尽きるリスクを避けられます。
さらに、電池のパフォーマンスもアップデートの成否に影響を与えます。
iPhoneの電池が劣化していると、充電量が十分であっても急激に電力が落ち、アップデートが中断される可能性があります。
そのため電池の状態を定期的にチェックし、必要であれば交換することも重要です。
5.Appleのサーバーが原因かも
いくら試してもiPhoneがアップデート出来ないとき、Appleのサーバーに問題が発生してるかもしれません。
Appleのサーバーが原因で、アップデートが出来ない状況に遭遇した経験をしたことがある人もいるようです。
これは新しいiOSのリリース直後など、多数のユーザーが同時にアップデートを試みるときに特に起こりやすい現象のようです。
このような状況に遭遇した場合、焦らずに少し待ってから再度アップデートを試みることをお勧めします。
特に新しいiOSのリリース直後は、数時間~1日程度待つことで、ほとんどの問題が解消します。
またAppleのシステムステータスページでサーバーの状態を確認することも可能です。
6.アップデートのデータが壊れたかもしれない
iPhoneがアップデート出来ない原因の一つに、アップデートのデータが壊れている可能性も考えられます。
アップデートのダウンロード中に何らかのエラーが起き、正常にダウンロードされなかったケースを指します。
例えば、アップデートのダウンロード中に通信環境が不安定だったり、アップデートの途中で中断したりした場合には、ダウンロードしたアップデートデータが壊れてしまう可能性があります。
壊れたアップデートデータが原因でアップデートが出来ない合、一度アップデートデータを削除してから再ダウンロードすることで問題を解決することができます。
iPhoneの「設定」から「一般」「iPhoneストレージ」を選択し、ダウンロード済みのアップデートデータを探して削除します。
その後、再度アップデートのデータをダウンロードし直すことで、正常にアップデートを行うことが可能になります。
ただし、ここで重要なのは、再ダウンロードする際の通信環境です。
Wi-Fiの信号が弱い場所や、モバイルデータ通信を使用している場合は、再びダウンロードエラーが発生する可能性があります。
なるべく安定したWi-Fi環境でダウンロードを行うことをおすすめします。
以上の手順によってもアップデートが出来ない場合は、Appleのサポートに連絡することを検討してみてください。
iPhoneがアップデートできない場合に行うこと6つ
アップデートは、新しい機能を追加したり、セキュリティを強化したり、既存の問題を修正したりするために不可欠です。
しかし、時折、iPhoneがアップデート出来ないという問題に直面することがあります。
そのような状況では、まずはパニックにならずに、何が問題を引き起こしているのかを理解することが大切です。
ネットワーク接続の問題、記憶容量の不足、ソフトウェアの問題など、さまざまな要因がアップデートできない原因となり得ます。
これらの問題を理解すれば、適切な対策をとることが可能となります。
それでは、iPhoneがアップデートできない場合に試すべき6つの対策を紹介します。
アップデートがうまくいかない場合の対処法を身につけ、いつでも最新の状態を保つことができるようにしましょう。
1.調べる→Apple公式ページで対応機種を調べる
アップデートが出来ないときの一番初めのステップとして、冷静になって「調べる」をお勧めします。
特にApple公式ページを活用することで、自身のiPhoneが最新のアップデートに対応している機種かどうかを確認することができます。
この記事の中でも最新機種を公開していますのでご覧ください。
もしあなたのiPhoneが対応機種リストに含まれてない場合、それはアップデートが出来ない理由の一つかもしれません。
2.充電する→充電状態にしてから再度アップデートする
iPhoneがアップデート出来ない場合、第二の対処法として「充電する」ことを推奨します。
電池の状態が不安定だと、アップデートの途中で電源が落ちてしまう可能性があります。
まず、iPhoneの電源がオフになっている場合や、電池残量が少ない場合は、まずは十分に充電してからアップデートを試みてみてください。
iPhoneは充電中でもアップデートが可能ですし、逆に言えば、充電しながらアップデートすることで、途中で電池が切れるリスクを避けることができます。
充電が途中で止まる、充電器やケーブルに問題があるという場合も、アップデートが途中で止まってしまう原因となります。
iPhoneのバッテリー残量だけでなく、充電器やケーブルの状態も確認しておくことが重要です。
そして、充電が完了したら再度アップデートを試みてみてください。
これがアップデート出来ない問題を解決するための第二のステップです。
3.使う→専門ツールを使い、iOSのバグを修正してからアップデートする
アップデート出来ない原因の一つに、iOS自体にバグが存在する場合もあります。
このような場合、専門のツールを使ってバグを修正することで、アップデートがスムーズに行える可能性があります。
一般的にこれらのツールはiOSのシステムエラーを検出し、それを修正する機能を持っています。
例えば、”iMyFone Fixppo”や”Dr.Fone – System Repair”などが有名な専門ツールとして挙げられます。
これらのツールは簡単で特別な技術知識がなくても使うことができます。
またこれらのツールはiOSデバイスのデータを保護しながらバグを修正するため、重要な情報が失われる心配はありません。
ただし、これらのツールを使用する前に、必ずバックアップを取ることを忘れないでください。
万が一、何か問題が起きた場合でも、バックアップがあれば大切なデータを失うことはありません。
また専門ツールを使用する際には、公式サイトからダウンロードすることをお勧めします。
不正なソースからダウンロードしたツールは、デバイスに悪影響を及ぼす可能性があります。
これらの専門ツールを使用してもアップデートに失敗する場合は、Appleのサポートに連絡するか、最寄りのAppleストアでサポートを受けてみてください。
4.改善する→通信環境を見直す、接続し直す
iPhoneのアップデートが出来ない場合の原因の一つとして、通信環境の問題が考えられます。
Wi-Fiやモバイルデータ通信が不安定だと、ダウンロードが中断されたり、アップデートが完了しないことがあります。まずは通信環境を見直すことが重要です。
Wi-Fiの信号が弱い場合、ルーターの位置を変えてみると改善するかもしれません。
またネットワークの混雑を避けるために、アップデートの時間帯を変更するのも一つの手段です。
モバイルデータ通信を使用する場合は、通信料に注意しつつ、エリアの良い場所でアップデートを試みてみてください。
また、iPhoneとWi-Fiの接続を一度切断し、再度接続することで改善することもあります。
設定メニューからWi-Fiをオフにした後、数秒間待ってから再度オンにすると、新たな接続が確立され、通信環境が改善される可能性があります。
ネットワーク設定をリセットする方法もあります。
ただしWi-Fiのパスワードなど、ネットワーク関連の情報が全て初期化されますので、事前に必要な情報のバックアップをとっておくことをおすすめします。
これらの手段を試しても改善しない場合、一時的にモバイルデータ通信をオフにする、または機内モードに切り替えるという方法もあります。
これらの方法により一時的に通信が途切れることで、再度通信が確立する際に通信環境が整うことがあります。
通信環境を見直すことで、iPhoneのアップデートがスムーズに行えることが期待できます。
それでもうまくいかない場合は、他の原因が考えられますので、引き続きトラブルシューティングを行ってみてください。
5.増強する→iPhoneのストレージ容量を増加・増強する
アップデート出来ない原因としてデバイスのストレージ容量不足が考えらます。
アップデートには一定のフリースペースが必要となるため、容量が不足しているとアップデートが途中で止まってしまうことがあります。
まずiPhoneの設定からストレージの使用状況を確認しましょう。
使用状況が赤くなっている場合、それはストレージがほぼいっぱいであることを示しています。
もしストレージが不足している場合、不要なアプリケーションやデータを削除することでスペースを確保することができます。
写真やビデオなど大容量のデータはクラウドサービスにアップロードして、デバイスからは削除するという方法もあります。
さらに、iPhoneのストレージ容量を物理的に増強する方法もあります。
外部ストレージデバイスを使用することで、iPhoneの内部ストレージを補完することが可能です。
一部の外部ストレージはiPhone専用に設計されており、ライトニングコネクタやiOSアプリを通じて簡単にデータの移動ができるものもあります。
以上のように、iPhoneのストレージ容量を増強することで、アップデートの進行をスムーズにすることが可能です。
ストレージ管理はiPhoneのパフォーマンスを維持するためにも重要な要素となりますので、定期的にチェックしてみることをおすすめします。
6.やり直し→アップデートしたデータは削除。再ダウンロードして行う。
iPhoneのアップデートがうまくいかない場合、最終手段として試すことができるのが、アップデートのやり直しです。
この方法は、すでにダウンロードしたアップデートデータを一度削除し、再びダウンロードしてアップデートを試みるというものです。
まずは設定メニューから「一般」を選択し、「iPhoneストレージ」をタップします。
ここでリストアップされている中からアップデートファイルを探し、削除します。
削除した後は、再度設定メニューから「ソフトウェアアップデート」を選択し、アップデートをダウンロードします。
ただし、この方法を試す前には、重要なデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。
なお、再ダウンロードには時間がかかる可能性があるため、Wi-Fi環境下で行うことが望ましいです。
また、データの削除と再ダウンロードを行うことで、一時的にストレージの空き容量が増えるため、アップデートに必要な空き容量が確保できていなかった場合にも有効な手段となります。
この方法でもiPhoneのアップデートがうまく行かない場合は、Appleのサポートに問い合わせるか、最寄りのAppleストアで専門家の意見を求めることも考慮してみてください。
【重要】Appleロゴで止まった時の対処法
iPhoneのアップデート中に画面がAppleロゴで止まってしまうという現象に悩まされている方も多いでしょう。
この問題は、通常、アップデートプロセス中に何らかの障害が発生し、システムが完全にアップデートを終えることができない場合に発生します。
この現象は多くの場合、再起動やリセットを試みることで解決します。
まず強制的に再起動を試みてみましょう。
長押しで電源ボタンをオフにし、再度長押しでONにすることで、一時的な問題を解決できる場合があります。
それでも解決しない場合、次に考えられる対処法はiPhoneのリセットです。
ただしリセットを行うとデータが失われる可能性があるため、バックアップを取ることを忘れないように注意が必要です。
またiOSのリカバリーモードを利用する方法もあります。
リカバリーモードは、デバイスの問題を解決するための特別なモードで、アップデートの問題を解決できる可能性があります。
具体的な手順は、デバイスをコンピュータに接続し、iTunesを開いた状態で電源ボタンとホームボタンを同時に長押しし、Appleのロゴが表示されるまでボタンを押し続けるというものです。
それでも解決しない場合は、Appleのサポートに問い合わせることをおすすめします。
また定期的なバックアップを心掛け、iPhoneのアップデート前には必ず最新のバックアップを取っておくことで、このようなトラブル発生時でも安心して対処することができます。
【重要】リカバリーモードになった時の対処法
iPhoneがアップデート中に何らかの問題が発生し、リカバリーモードになってしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
リカバリーモードは、iOSデバイスのアップデートや復元がうまくいかなかった際に、デバイスを復元するためのモードです。
この状態では通常の使用ができませんが、適切な手順を踏むことでデバイスを正常に戻すことが可能です。
まず、リカバリーモードになった原因を特定します。
アップデート中に電源が切れた、デバイスがフリーズした、アップデートが中断されたなど、さまざまな理由が考えられます。
次にiTunesを使用してデバイスを復元します。
しかしiTunesを使用する前に、最新バージョンに更新しておくことが重要です。
それからデバイスをコンピュータに接続しiTunesを開きます。
デバイスが認識されたら、画面の指示に従ってデバイスを復元します。
なお、データのバックアップが最新でない場合、復元するとデータが失われる可能性があります。そのため、定期的なバックアップの実施を強く推奨します。
また復元がうまくいかない場合は、Appleのサポートに連絡することも選択肢の一つです。
以上の手順を踏むことで、リカバリーモードから脱出し、元の状態に戻すことができます。
いかがでしたでしょうか？参考になれば幸いです。
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